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125ccでしかもMTとなるとかなり車種は限られています。
それぞれどんな特徴があるのかを紹介していこうと思います。
ただし、燃費については乗り方や体重によって随分変わってくるので
ネット上の情報を集めて表示しています。
YBR125
上の画像や表はYBR125の無印のものですが、他にYBR125K、YBR125G、YBR125SPなどがあり、 それぞれスポーツ仕様、オフ仕様、アメリカン仕様となります。 さらに2011年からYSP(ヤマハバイク専門ディーラー)より、 フューエルインジェクション(FI)仕様のYBR125が販売されています。
YBR125の特徴
YBR125の良いところは部品の取り寄せが他の車種に比べて容易なところです。
他の車種だとたいてい海外からの取り寄せになり、時間もお金もかかってしまいますので、
その点YBR125は安心できると思います。
そのためか、現在125ccMTの中ではダントツに人気があります。 街乗りしてるとけっこうすれ違います。 またシフトペダルがシーソー型(カブなどと同じ方式)となっているので、 靴を選ばないというところも特徴です。 シーソ型ですが変速方式は教習車と同じリターン式。 もちろん、かかとを使わずに爪先だけでシフトすることもできます。 このクラスにしては珍しく振動を軽減するバランサーという機構が装備してあり、 ツーリングに使用しても疲れにくいです。 ただ、しっかり暖気運転してやらないと不機嫌になるエンジンなので、 「ちょっとスーパーまで」といった乗り方は難しいでしょう。 エンジンの始動性はそこそこ。 冬場なら常にチョークが必要で、それでもダメな場合はスロットルを開けながら 始動するときもあります。 125ccMTの中では万人におすすめできるバイクといったところでしょうか。 価格も新車で17~20万円となっていてお手頃です。 一方YSPから販売されているFI仕様車は25万円前後するようなので割高感はいなめません。
EN125-2A
省略されてEN125と言われることもあります。 日本で現在販売されているのは主にEN125-2Aというモデルですが、 GN125Hというモデルもあるかもしれません。 このバイクは昔からモデルチェンジをくりかえしてきたバイクなので信頼性はあると思います。 このモデルの先祖にあたるGN125Eなんかは今でもたまに見かけます。
EN125-2Aの特徴
SUZUKIといえばギアインジケータと言うぐらいで、
このEN125にも装備されています。
ギアインジケータというのは、今何速のギアで走っているのかをディスプレイで表示してくれるシステムです。
私もYBR125とEN125で悩んでいたとき、このギアインジケータがあるという点は捨てがたかったです。
またタンク容量が14.0Lというのも良いですね。 給油しなくても余裕で500km以上走れるというのはすばらしいですね。 EN125-2Aの良くないところは部品の取り寄せに非常に手間がかかるという点です。 海外製のバイクのほとんどに言えることなのですが、 修理用の部品を取り寄せるのに3ヶ月かかった、なんてこともあるそうです。 また最大トルクの発生が8600rpmとかなり高いところに設定されているので 街乗りではそこまで使うのは少し厳しいかと思います。 新車価格は15~20万円といったところ。 YBR125に比べると全体的に安いです。 なかなか乗っている人がいないので珍しがられるかもしれません。
YZF-R125
元々は欧州向けに製造されていたバイクですが、 2011年に日本での取り扱いが開始されました。 ということでまだあまり情報がありません(泣;;;
YZF-R125の特徴
何といってもYZF-R125はかっこいい。
それだけで購入する理由になるというものです。
エンジンの冷却は水冷で、燃料噴射はフューエルインジェクション、 両輪ともにディスクブレーキととても高性能な作りになっています。 すばらしい。 実際に試乗したという店員さんに聞いてみると、
「初め低回転で回していたらイマイチな印象をうけたが、
高回転がトルクフルでレーシーなバイク」
とのこと。
スポーツバイクとしての宿命ですが、シート高はかなり高いです。 シート高818mmというのは、400ccでもそうそうありません。 SUZUKIのGSX1300Rハヤブサのシート高が805mmといえばそのすごさがわかるでしょうか。 そのためポジションは上の2種に比べると疲れやすいようです。 しかしスポーツバイクということで許されますね。 新車価格は40~45万円といったところ。 う~ん…… ちょっと高いですね。250ccでも買えるレベルです。 とはいうものの、性能自体は125ccの中でダントツに良いですので、 財布に余裕がある方は検討してみてはいかがでしょうか。 |